少しお手入れをサボってしまうと、便器にこびりついて落としにくくなってしまうトイレの頑固な汚れ。「トイレの頑固な汚れを落とすのに毎回手を焼いている」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、トイレの汚れが落ちないときに試してほしい掃除の方法について紹介していきます。
おすすめの洗浄剤についてもタイプ別に紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
トイレの落ちにくい汚れとは
トイレを掃除していて「落ちにくい」と感じる汚れは、
- 水アカによる汚れ
- 黄ばんだ汚れ
- 黒ずんだ汚れ
の、3つに分類することができます。
水アカは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの成分が固まり、蓄積してできる汚れです。黄ばんだ汚れの正体は尿石で、尿が少しずつ蓄積し、固まってできるタイプの汚れです。
最後に黒ずんだ汚れについてですが、カビやほこりによってトイレに蓄積するタイプの汚れとなっています。
しかし、しばらく掃除せずに放置してしまっていると頑固な汚れになり、落とすのが大変になってしまうので注意が必要です。
トイレの汚れを簡単に落とす
一度こびりついてしまったトイレの汚れは落とすのが大変だと思われてしまいがちです。
実際、中にはどうしようもない汚れもありますが、大抵の汚れはコツや対処法さえ知っていれば比較的簡単に落とすことができます。
こびりついてしまったトイレの汚れを簡単に落とす3つの対処法についてみていきましょう。
強力な洗浄剤を使う
トレイにこびりついてしまった頑固な汚れを落としたいのであれば、それぞれの汚れを落とすのに適した強力な洗浄剤を使うことが大切です。
水アカについては刺激の少ないクエン酸で落とすことができますが、尿石などの黄ばみ汚れに対しては酸性の洗浄剤を、黒ずみ汚れに対しては塩素系の洗浄剤が必要になります。
酸性の洗浄剤や塩素系の洗浄剤は非常に強力で、ほとんどの汚れであればあっという間に落とすことができます。
つけ置きにする
トイレにこびりついた頑固な汚れを落とす方法としては、つけ置きにするという方法もあります。この方法は、どのタイプの汚れに対しても有効な方法です。
トイレットペーパーを便器に敷き詰めたら、その上から洗浄剤を散布していきます。その後、4〜5分ほど放置し、ブラシなどでこすれば、後はトイレットペーパーと一緒に洗浄剤を流すだけです。
これで黄ばみや黒ずみなどの頑固な汚れをしっかりと落とせるようになります。
プロに依頼する
ここまで紹介した2つの方法を試しても汚れを落とすことができないようであれば、プロに掃除を依頼しましょう。ハウスクリーニング業者など掃除のプロは、私たちがどれだけ頑張っても落とせないような汚れでも、1〜2時間ほどで綺麗に落としてくれます。
多少費用はかかりますが、汚れたままのトイレを使い続けるのは嫌ですよね?
もしどうしても自分で汚れを落とすことができないようであれば、プロへの依頼も検討してみてください。トイレ修理業者の対応してる作業についてはこちらでご紹介
おすすめのトイレ洗浄剤
トイレの洗浄剤は種類が多く選ぶのが大変です。
そこで、タイプ別におすすめの洗浄剤をいくつか紹介しておきたいと思います。
塩素系:超強力トイレクリーナー
塩素系の洗浄剤の中でも特におすすめなのが、ジョンソン株式会社から発売されている「超強力トイレクリーナー」です。
粘土の高いジェル状の洗浄剤が便器に密着し、頑固な黒ずみ汚れを塩素の力でしっかりと取り除いてくれます。
中性系:トイレマジックリン
中性系の洗剤であれば、花王から発売されている「トイレマジックリン」がおすすめです。
トイレマジックリンは種類が豊富で、スプレーしてブラシなどでこするだけでちょっとした汚れであればあっという間に綺麗にしてくれます。
こびりついてしまっている頑固な汚れを落とすにはちょっと物足りませんが、普段遣いには一番適している洗浄剤だと言えるでしょう。
酸性系:サンポール
頑固な黄ばみ汚れを落とすのにおすすめなのが、酸性系の洗浄剤である「サンポール」です。酸の強力な力で、便器にこびりついてしまった頑固な尿石などの黄ばみ汚れをしっかりと洗浄してくれます。
ただ、強力な洗浄剤ですので、使用するときは手袋をするなど対策をしてから使用するようにしてください。
トイレ汚れには予防も効果的
トイレの頑固な汚れは、
- こまめに掃除する
- 置型の洗浄剤を置く
の2点を意識・実践するだけで予防できるようになります。また、汚れが溜まりにくいタイプの便器に交換するというのも、予防法として大きな効果を発揮してくれます。
ぜひ、置型の洗浄剤を設置しつつ、こまめな掃除の実践を意識するようにしてください。
また、必要であれば、汚れが蓄積しにくいタイプの便器への交換も検討してみましょう。