高血圧や糖尿病の治療は専用の薬を使用しておこなわれますが、その薬が要因となってトイレがつまりやすくなってしまうことがあるのをご存知でしょうか?
実際、「高血圧や糖尿病の薬を飲み始めるようになってトイレがつまりやすくなった気がする…」
と感じている方も少なくないかと思います。
そこで今回は、高血圧や糖尿病の薬を飲んでいるとトイレがつまりやすくなってしまう理由と、その対策方法について紹介していきます。
高血圧や糖尿病を薬で治療しているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
高血圧や糖尿病の薬を飲んでいるとトイレがつまりやくなる理由
高血圧や糖尿病の薬を飲んでいるとトイレがつまりやすくなってしまいますが、その主な理由としては、
- 便秘によって便が硬くなるから
- 薬の成分が浄化槽の機能に影響をあたえるから
の2点があげられます。
特に大きく影響するのが、便秘によって便が硬くなってしまうからという点です。
便が硬くなってしまった場合、水に溶けにくくなってしまいます。その便が水に溶けずに配管部分まで流されてしまうと、配管に滞留し、徐々に配管のつまりを引き起こしてしまうようになるわけです。
薬によるトイレつまりの対策
高血圧や糖尿病の薬を飲んでいると、
- 便秘によって便が硬くなる
- 薬の成分が浄化槽の機能に影響をあたえる
といった理由からトイレがつまりやすくなると紹介してきました。
そのため、薬を飲んで治療をおこなっている高血圧や糖尿病の方は、薬の影響でトイレがつまってしまわないよう対策を実施しなくてはいけません。
薬によるトイレのつまりへの対策方法としては3つの対策方法があります。
定期的な高圧洗浄による掃除をする
薬の影響によって便秘が続き便が硬くなると、便が水に溶けず配管で滞留してしまいます。そのため、定期的に配管の高圧洗浄を実施し、配管に滞留している便を取り除いてあげることが大切です。
ただし、トイレの高圧洗浄を実施する場合、一度便器を外す必要があります。そのため、配管の洗浄は専門の業者に依頼するのが一般的です。
トイレの高圧洗浄の効果はこちらでご紹介しています。
腸内環境を良くする
薬の影響によって便秘がちになってしまっている場合、腸内環境を整えることで便秘の状態を改善できる場合があります。
まず実践してほしいのが、水分の定期的な摂取です。
体内の水分量が不足すると便が硬くなって排出されにくくなるため、便秘がちになります。そのため、水分を定期的に摂取して便が硬くなるのを防ぐ必要があるわけです。
目安としては1日1,5L以上を目標に水分を摂取するようにしてください。
また、
- ヨーグルト
- 納豆
- 味噌
- キムチ
など、発酵食品を積極的に摂取するのもおすすめです。
特にヨーグルトはビフィズス菌や乳酸菌が多く含まれている食品ですので、大きな効果が期待できます。
その他にも便秘の症状を改善する薬を摂取する方法もありますが、高血圧や糖尿病の薬との飲み合わせの問題もありますので、その方法での便秘の改善は避けるようにしてください。
便が柔らかくなるまで放置する方法も
高血圧や糖尿病の薬によって引き起こされるトイレのつまりは、便秘によって便が硬くなってしまうことで引き起こされるものです。
そのため、とにかく便を柔らかくすれば、トイレがつまってしまう可能性はグッと低くなります。
いくら硬い便であってもしばらく放置して水にひたっていると、水分を含んで次第にやわらかくなってきます。
多少やわらかくなってから流すようにすることで配管につまってしまう可能性が低くなるので、便が硬いと感じる方は、ぜひ一度実践してみてください。